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ふるさと納税の広報費とポータルサイトへの支払い調査2026

総務省の公表データから、全国1,788自治体(都道府県47・市区町村1,741)の広報費と、ポータルサイトの運営事業者への支払いを団体ごとに集計しました。

無料資料:ふるさと納税の広報費・ポータル支払い(全国1,788自治体・Excel)

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広報に係る費用(全国) 93億円

令和7年度。前年度は約66億円

広報費のうちポータル運営事業者への支払い 81%

全国1,788団体の「広報に係る費用」の合計に占める割合

ポータルへの支払い(調達・送付を除く) 1,490億円

広報・決済・掲載委託料などの合計(広告費そのものではない)

調査の要点

  • 令和7年度のふるさと納税の「広報に係る費用」は全国で93億円。前年度(総務省の公表で約66億円)から約4割増えました。
  • 全国1,788団体(都道府県を含む)の「広報に係る費用」の合計のうち、81%(76億円)は、ポータルサイト運営事業者への広報目的の支払いでした。
  • 都道府県を含む全国1,788団体のうち、広報費の多い上位50団体で全国の広報費の49.5%を占めます。
  • ポータルサイト運営事業者への支払総額は2,433億円。返礼品の調達費・送料を除くと1,490億円(受入額の11.2%)です。
  • 「広報に係る費用」がゼロの市区町村でも、ポータルサイト運営事業者への支払いがある団体が多く、広報費の計上額だけでは自治体の費用負担を比べられません。

対象:全国1,788自治体(令和7年度・決算見込み)/出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和8年度実施)」/集計:株式会社ルミエール(2026年10月11日)

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01ふるさと納税の募集にかかった費用の内訳(全国・令和7年度)

令和7年度のふるさと納税の受入額は全国で約13,314億円でした。募集にかかった費用の合計は6,382億円で、受入額の47.9%にあたります。このうち広報に係る費用は93億円(受入額の0.7%)で、その81%(76億円)はポータルサイト運営事業者への広報目的の支払いでした。ポータルサイト運営事業者への支払総額は2,433億円ですが、ここには返礼品の調達費や送料も含まれます。調達・送付を除いた支払額は1,490億円(受入額全体の11.2%)で、広報・決済・掲載委託料などの合計です。なお、総務省の概要では、受入額の97.2%がポータルサイトを経由した受入れで、調達・送付を除いた支払額を、ポータルサイトを経由した受入額で割った割合は11.5%です(分母が違うため、受入額全体で割った11.2%とは一致しません)。

費用の区分金額受入額に対する割合うちポータルサイト運営事業者へ
返礼品等の調達3,528.1億円26.5%754.8億円
返礼品等の送付756.2億円5.7%188.7億円
広報93.4億円0.7%76億円
決済等195.7億円1.5%167.5億円
事務1,804.3億円13.6%1,245.7億円
その他4.5億円0.0%5,323万円
合計6,382.1億円47.9%2,433.3億円

出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和8年度実施)」をもとに株式会社ルミエール集計。全国の合計は、総務省の概要と同じ表示単位に丸めると一致します(概要の「事務費等」は、この表の「事務」と「その他」を合わせた区分です)。ポータルサイト運営事業者への支払いのうち、調達・送付には、運営事業者を通して返礼品の事業者や運送会社に払われた分が含まれます。

この表の市区町村別の数字は、無料の資料(Excel)でお渡ししています。資料を受け取る

02広報費の多い市区町村 上位20

広報に係る費用が最も多かった市区町村は北海道別海町の7.53億円で、受入額の3.56%でした。都道府県を含む全国1,788団体を広報費の多い順に並べると、上位10団体で全国の広報費の27.4%、上位50団体で49.5%、上位100団体で62.8%を占めます。広報費を計上した市区町村(1,236団体)の広報費の中央値は179万円です。

順位都道府県市区町村広報に係る費用受入額広報費の割合広報費のうちポータル運営事業者への支払い割合
1北海道別海町7.53億円211.5億円3.56%97%
2大阪府泉佐野市3.33億円230.4億円1.44%95%
3宮崎県宮崎市2.58億円143.1億円1.80%100%
4福岡県久留米市2.22億円24.4億円9.09%100%
5福岡県大木町2.19億円20.2億円10.81%100%
6山梨県甲府市1.68億円102億円1.65%94%
7新潟県南魚沼市1.67億円69億円2.42%51%
8滋賀県近江八幡市1.6億円54.5億円2.94%72%
9福岡県飯塚市1.41億円60.2億円2.35%76%
10山梨県富士吉田市1.38億円101億円1.37%99%
11宮城県気仙沼市9,347万円134.8億円0.69%78%
12北海道北見市8,754万円49.7億円1.76%77%
13北海道白糠町7,781万円223.3億円0.35%97%
14新潟県燕市7,050万円48.6億円1.45%23%
15茨城県つくばみらい市7,044万円40.5億円1.74%77%
16熊本県和水町6,876万円22.4億円3.07%100%
17岩手県花巻市6,742万円69.8億円0.97%76%
18茨城県下妻市6,548万円21.9億円3.00%78%
19茨城県境町6,546万円56.8億円1.15%98%
20宮崎県都城市5,969万円216.5億円0.28%92%

広報費の割合=広報に係る費用÷受入額。広報費のうちポータル運営事業者への支払い割合=ポータル運営事業者への広報目的の支払額÷広報に係る費用。全1,788団体の一覧は、無料資料(Excel)に入っています。

株式会社ルミエールの自治体・公的機関の広報費調査

無料資料:ふるさと納税の広報費・ポータル支払い(全国1,788自治体・Excel)

このページでは上位20団体と都道府県別までを載せています。全国1,788団体の一覧は、資料(Excel)に収録しています。

01全1,788団体の広報費とポータルサイトへの支払い

受入額・件数、前年度の受入額と前年度増減率、募集費用の6区分(返礼品の調達・送付、広報、決済、事務、その他)、うちポータルサイト運営事業者への支払い。並べ替え・絞り込みができます。

02都道府県ごとの合計

47都道府県と全国の合計。広報費の割合、ポータルサイトへの支払いの割合。

03前年度の受入額と前年度増減率

令和6年度の受入額と、令和7年度の前年度増減率を掲載しています。前年度増減率は「令和7年度の受入額÷令和6年度の受入額-1」を百分率で表示したものです。広報費・ポータルへの支払いと並べて見られます。

資料に入っているシート(4枚)
  • 1_自治体ごと:全1,788団体の受入額、前年度増減率、募集費用の内訳、ポータルサイト運営事業者への支払いの内訳と割合。
  • 2_都道府県ごと:47都道府県(都道府県そのものと市区町村の合計)と全国。
  • 3_広報費の有無別の集計:広報費を計上している団体・していない団体の、ポータルサイトへの支払いと事務費の割合(中央値)。
  • 4_調査概要・出典:出典、利用条件、費用の区分の説明、確かめたこと。

形式:Excel(xlsx)対象:自治体・公的機関の方、事業者の方(無料)出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」

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03都道府県別の広報費とポータルサイトへの支払い

都道府県ごとに見ると、受入額に対する広報費の割合が最も高いのは福岡県(1.50%)でした。丸める前の値で比べると、最も低いのは秋田県(表示値は0.28%で、香川県も同じです)。

都道府県受入額広報に係る費用広報費の割合ポータルへの支払総額調達・送付を除いた支払額の割合
北海道1,887.7億円16.21億円0.86%336.6億円11.7%
青森県97億円3,344万円0.34%23.2億円11.7%
岩手県235.6億円1.99億円0.85%55.3億円11.7%
宮城県376.8億円2.52億円0.67%55.8億円11.4%
秋田県184.9億円5,145万円0.28%22.7億円11.0%
山形県415.8億円2.6億円0.62%65.8億円11.0%
福島県102.6億円4,136万円0.40%16.8億円10.7%
茨城県449.9億円4億円0.89%91.3億円11.4%
栃木県186億円7,084万円0.38%56.9億円11.7%
群馬県150.1億円1.14億円0.76%28.2億円10.7%
埼玉県143.6億円7,758万円0.54%25.9億円10.6%
千葉県296.1億円1.06億円0.36%69.6億円10.5%
東京都162億円8,214万円0.51%30.3億円10.3%
神奈川県259.9億円1.71億円0.66%44.9億円10.8%
新潟県440.1億円3.77億円0.86%78.3億円11.1%
富山県45.4億円1,397万円0.31%8.6億円10.4%
石川県101.1億円8,913万円0.88%17.7億円10.3%
福井県197.2億円1.21億円0.62%28.5億円10.3%
山梨県514.1億円4.89億円0.95%103.7億円11.9%
長野県287.3億円1.04億円0.36%67.6億円11.2%
岐阜県271億円1.08億円0.40%44.3億円11.0%
静岡県584.3億円2.67億円0.46%95.8億円11.0%
愛知県397.9億円1.73億円0.43%61.9億円10.9%
三重県154.1億円9,015万円0.58%29.8億円11.6%
滋賀県199.1億円2.31億円1.16%30.7億円11.3%
京都府257.5億円1.56億円0.60%47.4億円11.3%
大阪府472.7億円4.34億円0.92%90.6億円11.2%
兵庫県353.9億円2.35億円0.66%59億円11.4%
奈良県47.7億円3,744万円0.78%9.2億円10.0%
和歌山県233.9億円1.67億円0.71%46.3億円11.3%
鳥取県67.5億円3,294万円0.49%15.4億円12.6%
島根県65.5億円4,716万円0.72%9.8億円10.5%
岡山県127.3億円6,456万円0.51%23.8億円10.4%
広島県68億円2,211万円0.32%11.1億円11.1%
山口県59.1億円2,283万円0.39%8.4億円10.7%
徳島県44.3億円2,227万円0.50%9.8億円11.4%
香川県94.2億円2,680万円0.28%16.9億円10.8%
愛媛県204.9億円1.11億円0.54%45.9億円11.1%
高知県161.2億円1.41億円0.88%24.8億円11.7%
福岡県602.1億円9.04億円1.50%112.9億円10.9%
佐賀県364.4億円1.88億円0.52%75.6億円11.1%
長崎県172.9億円6,623万円0.38%26.3億円10.5%
熊本県407.2億円2.04億円0.50%72.2億円10.8%
大分県128.2億円7,880万円0.61%21.2億円11.2%
宮崎県624.7億円4.57億円0.73%112.4億円10.8%
鹿児島県439.9億円2.96億円0.67%63.6億円11.3%
沖縄県177.5億円8,547万円0.48%40.6億円12.0%

都道府県そのものへの寄附と、その中の市区町村への寄附の合計です。支払総額には返礼品の調達費・送料を含みます。割合はいずれも受入額に対する値です。

04広報費の計上額だけでは比べられない理由

令和7年度に「広報に係る費用」を0円と答えた市区町村は504団体(受入額のある団体のうち)です。このうち492団体は、ポータルサイト運営事業者に何らかの支払いをしています。

「広報に係る費用」が0円でも、掲載委託料や決済手数料など、広報以外の区分でポータルサイト運営事業者への支払いがある場合があります。ただし、この調査だけでは広告の実施の有無や個別の契約内容までは判断できません。

参考として、有田市の仕様書では、広告運用支援を委託業務に含め、広告出稿費は市が別途負担するとしています。ただし、これは契約上の費用負担を示す一例で、令和7年度の調査での計上区分を示すものではありません。

区分市区町村の数ポータルへの支払総額の割合(中央値)事務に係る費用の割合(中央値)
広報費を計上している1,23615.8%14.4%
広報費を計上していない50415.6%14.2%

割合はいずれも受入額に対する値。受入額が0円の団体は除いています。費用の区分は各自治体の回答のままです。総務省の区分では、ポータルサイトへの支払いのうち、広報=インターネット広告の掲載に係る費用、事務費等=返礼品等の情報をポータルサイトに掲載するための委託料など、決済=クレジットカード決済の手数料等です。

05ポータルサイトへの支払い(調達・送付を除く)の割合が高い市区町村

ポータルサイト運営事業者への支払いのうち、返礼品の調達費・送料を除いた支払額(広報・決済・掲載委託料など)は全国で1,490億円、受入額の11.2%でした。受入額がある市区町村1,740団体の、この割合の中央値は11.1%です。以下の表は、このうち受入額1億円以上の1,201団体を対象に、割合が高い上位20団体を掲載しています。

順位都道府県市区町村受入額ポータルへの支払総額調達・送付を除いた支払額受入額に対する割合
1沖縄県北谷町2.1億円9,757万円3,744万円18.2%
2鳥取県北栄町7.9億円3.7億円1.3億円16.4%
3沖縄県竹富町4.2億円2億円6,704万円16.1%
4三重県度会町1.4億円6,014万円2,204万円16.0%
5岩手県宮古市32.1億円15.5億円5.1億円15.9%
6茨城県潮来市3.2億円1.3億円5,015万円15.5%
7富山県南砺市1.6億円7,730万円2,543万円15.5%
8鳥取県鳥取市8.5億円3.7億円1.3億円15.5%
9北海道猿払村2.5億円3,783万円3,783万円15.4%
10北海道江差町2.2億円6,093万円3,402万円15.2%
11宮城県利府町6億円2.9億円9,080万円15.1%
12沖縄県与那原町1.4億円6,556万円2,098万円14.9%
13東京都千代田区18.9億円8.4億円2.8億円14.9%
14宮城県亘理町1.5億円3,510万円2,258万円14.8%
15青森県藤崎町2.8億円1.3億円4,116万円14.5%
16大阪府太子町1.9億円8,368万円2,744万円14.5%
17岐阜県池田町2.1億円3,039万円3,039万円14.4%
18岡山県里庄町5.8億円1.2億円8,261万円14.2%
19北海道鷹栖町1.8億円4,100万円2,595万円14.2%
20群馬県安中市5.5億円1.6億円7,822万円14.1%

調達・送付を除いた支払額は、広報・決済・掲載委託料などの合計で、広告費そのものではありません。支払総額には返礼品の調達費・送料を含みます。

出典と注意

出典:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和8年度実施)」(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/archive/)のうち「各自治体の令和7年度受入額等」「各自治体のふるさと納税受入額及び受入件数(平成20年度~令和7年度)」を加工して、株式会社ルミエールが作成しました。前年度の広報費(約66億円)、ポータルサイト経由の受入れの割合(97.2%)、総務省の11.5%は、同じ調査の概要(PDF)によります。総務省の「公共データ利用規約(第1.0版)」に沿って利用しています。国が作成したものではありません。

令和7年度は決算見込みの値です。費用の区分は総務省の調査の区分のままです。前年度(令和6年度)の広報費は、総務省の概要に載っている全国の合計だけを使っています。

金額・割合は表示桁未満を四捨五入しています。割合は表示用に丸める前の金額から計算しているため、表示金額から計算した割合と一致しない場合があります。また、表示した内訳の合計と合計欄の金額が一致しない場合があります。

おことわり

  • 本ページは、国や自治体の公表資料をもとに、株式会社ルミエールが作成した調査です。出典と集計方法は、このページに書いています。国や各自治体の確認を受けたものではありません。
  • 数値は、2026年10月11日時点で確認できた内容です。統計の改訂などにより、あとから内容が変わる場合があります。正確性には注意を払っていますが、誤りが含まれることがあります。
  • 株式会社ルミエールは、マーケティングのデータ分析と、検索・AI検索を含む広告宣伝全般を支援する会社です。本ページは公開情報の集計であり、掲載団体との取引や依頼に基づくものではありません。

作成:株式会社ルミエール

FAQふるさと納税の広報費についてよくある質問

ふるさと納税の広報費は全国でいくらですか?
令和7年度の「広報に係る費用」は全国で93億円で、受入額の0.7%でした(総務省「ふるさと納税に関する現況調査」)。前年度は約66億円でした。
広報費はどこに使われていますか?
令和7年度、全国1,788団体(都道府県を含む)の「広報に係る費用」の合計のうち81%(76億円)は、ポータルサイト運営事業者への広報目的の支払いでした。総務省は、ポータルサイトへの支払いのうち広報を「インターネット広告の掲載に係る費用」と説明しています。掲載委託料などの事務費等は、この割合に含めていません。
広報費が0円の自治体は、広告をしていないのですか?
そうとは言えません。「広報に係る費用」が0円でも、掲載委託料や決済手数料など、広報以外の区分でポータルサイト運営事業者への支払いがある場合があります。ただし、この調査だけでは広告の実施の有無や個別の契約内容までは判断できません。
自治体ごとの数字はどこで見られますか?
このページでは上位20団体と都道府県別を載せています。全1,788団体(都道府県47・市区町村1,741)の一覧は、無料資料(Excel)でお送りしています。総務省の公表データを、株式会社ルミエールが団体ごとに集計したものです。

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