都道府県別データ、上場企業が挙げるリスク
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所(2021年6月時点)
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」(2020年)
コインランドリーを含む区分「洗濯・理容・美容・浴場業」の主な企業(2024年)
調査の要点
WASHハウスが九州を中心にセルフランドリー「WASHハウス」を直営とFCで展開しています。
家賃保証を本業とするニッポンインシュアが、フランチャイズに加盟してコインランドリーを運営しています。
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の売上高の合計は5,533億円(2020年)で、そのうち94%が個人(一般消費者)からの収入です。この区分にはコインランドリー以外の事業所も含まれるため、コインランドリーだけの値ではありません。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年調査、売上は2020年の1年間)。売上を把握できなかった事業所は含まれないため、この区分全体の規模より小さくなります。
ニッポンインシュアは、布団など自宅で洗えない大物洗いの需要が増えているとしています。
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所は26,729事業所(2021年)です。この区分にはエステティックサロン・リラクゼーション・ネイルサロンなども含まれ、コインランドリーはその一部です。公的統計にはコインランドリーだけの数の集計はありません。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所数を人口1万人あたりでみると、沖縄県が4.18か所で最も多く、秋田県が1.24か所で最も少なく、3.4倍の開きがあります。
| 順位 | 都道府県 | 人口1万人あたり | 事業所数(2021年) |
|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 4.18 | 614 |
| 2 | 東京都 | 2.68 | 3,762 |
| 3 | 愛知県 | 2.62 | 1,978 |
| 4 | 鳥取県 | 2.60 | 144 |
| 5 | 宮崎県 | 2.60 | 278 |
| … | … | … | … |
| 43 | 北海道 | 1.54 | 807 |
| 44 | 青森県 | 1.54 | 191 |
| 45 | 埼玉県 | 1.44 | 1,058 |
| 46 | 岩手県 | 1.29 | 156 |
| 47 | 秋田県 | 1.24 | 119 |
「洗濯代」への支出は、1世帯あたり年間4,785円、1人あたり1,667円です(2025年、二人以上の世帯)。「洗濯代」はクリーニング代が中心で、コインランドリーだけの支出ではありません。
出典:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表(株式会社ルミエール集計)。支出のなかった世帯を含む平均で、1人あたりは世帯の支出を世帯人員で割った値です。同じ品目の購入世帯数は、1万世帯あたり1,060世帯(1か月平均)です。
株式会社ルミエールの業種別マーケティング調査
このページでは都道府県別までを載せています。市区町村別の数は、資料(Excel)に収録しています。資料の事業所数は、経済センサスの区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」(コインランドリーを含む区分)で数えたもので、コインランドリーだけの数ではありません。
1,890市区町村の区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。
市区町村を選ぶと、区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「洗濯・理容・美容・浴場業」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。
47都道府県の区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所数、人口あたりの数と順位、売上、1事業所あたり売上、一般の消費者からの収入の割合、人口の見込み。
形式:Excel(xlsx)対象:事業者・開業を考えている方(無料)出典:公的統計(e-Stat ほか)・有価証券報告書
社内での検討・共有にお使いください。記事や資料など外部でご利用の際は、ページ末尾の「記事等でのご利用にあたって」をご確認ください。有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。
コインランドリーを含む区分「洗濯・理容・美容・浴場業」の主な企業では、広告宣伝費は費用の3.3%です(2024年)。経済センサスの売上(2020年)で見ると、区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」は、区分「洗濯・理容・美容・浴場業」の売上の12.2%です。
出典:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2025年調査=2024年の1年間)(株式会社ルミエール集計)。主な企業は、売上の大きい順に足していき、区分全体の売上の5割に入るところまでの企業です。割合はその回答の集計で、個人で営む事業者は含みません。
業種別の広告宣伝費の推計は、業種別の広告費と媒体別の推移にまとめています。上場企業の広告費の売上高比率は、業界別の広告費の割合ランキング(上場企業)で比較しています。
WASHハウス株式会社は、「天候と断水による売上の増減」、「競合店の増加と新たな参入」、「出店する土地の確保と賃料の上昇」などを事業のリスクに挙げています。
| リスク |
|---|
| 天候と断水による売上の増減 |
| 競合店の増加と新たな参入 |
| 出店する土地の確保と賃料の上昇 |
| FCオーナーの開拓と出店意欲 |
| 洗濯機・乾燥機の仕入れ先の偏り |
| 人材の確保と流出 |
個人で営む事業者(生活関連サービス業)が挙げる経営上の問題点は、「需要の停滞(売上の停滞・減少)」28.4%、「原材料価格・仕入価格の上昇」13.9%、「建物・設備の狭小・老朽化」9.4%の順です(2025年、その業種の個人企業に占める割合)。「生活関連サービス業」にはコインランドリー以外の業種も含まれます。
| 順位 | 経営上の問題点(主なもの) | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1 | 需要の停滞(売上の停滞・減少) | 28.4 |
| 2 | 原材料価格・仕入価格の上昇 | 13.9 |
| 3 | 建物・設備の狭小・老朽化 | 9.4 |
| 4 | 後継者難 | 8.6 |
| 5 | コストの増加を販売価格に転嫁できない | 6.8 |
コインランドリーを主な事業とする上場企業は、WASHハウス株式会社(売上高25億円、会社全体)です。
| 会社 | 売上高(会社全体) | 広告宣伝費(売上高比) | 決算期 |
|---|---|---|---|
| WASHハウス株式会社 | 25億円 | 開示なし | 2025年12月期 |
コインランドリーを主な事業とする上場企業は、九州を中心にセルフランドリー「WASHハウス」を直営とFCで展開するWASHハウス株式会社の1社です。ほかに、ニッポンインシュアが本業の家賃保証とは別に、フランチャイズに加盟してコインランドリーを運営しています。WASHハウスは、日照時間が0.1時間に満たない日(不照日)の数を、売上に大きく影響する天候の指標としています。2025年12月期は不照日が平年の70%(前期93%)と晴れの日が多く、既存店の売上対策(キャンペーンの強化、機器の増設や改装)を優先したため、年度末にかけた新規出店に十分な人員を確保できませんでした。その結果、FC店舗の出店は当初計画の30店舗に対し7店舗(前期8店舗)にとどまりました。
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の事業所数は26,729事業所、従業者数は97,256人で、人口1万人あたり2.12か所です(2021年6月時点)。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。
コインランドリーを含む区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」の1事業所あたりの年間売上高は約2,592万円、従業者1人あたりは約785万円です(2020年、売上を把握できた事業所の平均)。
売上高を、売上を把握できた21,351事業所で割った値です。従業者1人あたりは、その事業所の従業者70,503人で割った値です。出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(売上は2020年の1年間。株式会社ルミエール集計)。
費用の33.0%が「その他」に分類されるため、この表で分かる範囲は限られます。名前の付いた項目で最も大きいのは給与総額(29.2%)です。
| 費用の項目 | 費用に占める割合(%) |
|---|---|
| 給与総額 | 29.2 |
| 外注費 | 12.5 |
| 賃借料(土地・建物) | 6.7 |
| 広告宣伝費 | 3.3 |
| 減価償却費 | 3.1 |
| 水道光熱費 | 2.8 |
| その他(調査の区分「その他」) | 33.0 |
| 上記以外の9項目の合計 | 9.4 |
コインランドリーを含む区分「洗濯・理容・美容・浴場業」の法人の広告宣伝費は、約1,400億円と推計されます(2024年)。広告宣伝費の割合(3.3%)は小数1けたに丸めた公表値のため、この丸めだけでも推計額には1,300億円〜1,400億円ほどの幅があります。
費用に占める広告宣伝費の割合(3.3%)は、全74事業区分のうち上から12番目で、全区分の中央値は0.7%です。
推計広告宣伝費 = 費用総額 4兆1,130億円 × 広告宣伝費の割合 3.3%(株式会社ルミエールによる推計)。業界全体で集計された広告宣伝費ではなく、費用総額に主な企業の割合を当てはめた参考試算です。費用総額は法人全体の推計、割合は主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計で、主な企業の割合が法人全体にも当てはまるとみなした目安です。
| 調査年(対象の1年) | 費用に占める広告宣伝費の割合(%) | 推計広告宣伝費(目安) |
|---|---|---|
| 2019年調査(2018年) | 2.8 | 950億円 |
| 2020年調査(2019年) | 3.1 | 1,100億円 |
| 2022年調査(2021年) | 3.5 | 1,200億円 |
| 2023年調査(2022年) | 3.8 | 1,400億円 |
| 2024年調査(2023年) | 3.6 | 1,300億円 |
| 2025年調査(2024年) | 3.3 | 1,400億円 |
| 順位 | 都道府県 | 事業所数(2021年) | 人口(2020年) | 人口1万人あたり |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 614 | 1,467,480 | 4.18 |
| 2 | 東京都 | 3,762 | 14,047,594 | 2.68 |
| 3 | 愛知県 | 1,978 | 7,542,415 | 2.62 |
| 4 | 鳥取県 | 144 | 553,407 | 2.60 |
| 5 | 宮崎県 | 278 | 1,069,576 | 2.60 |
| 6 | 福井県 | 196 | 766,863 | 2.56 |
| 7 | 静岡県 | 913 | 3,633,202 | 2.51 |
| 8 | 福岡県 | 1,277 | 5,135,214 | 2.49 |
| 9 | 石川県 | 274 | 1,132,526 | 2.42 |
| 10 | 岐阜県 | 477 | 1,978,742 | 2.41 |
| 11 | 富山県 | 248 | 1,034,814 | 2.40 |
| 12 | 大阪府 | 2,090 | 8,837,685 | 2.36 |
| 13 | 広島県 | 639 | 2,799,702 | 2.28 |
| 14 | 山梨県 | 184 | 809,974 | 2.27 |
| 15 | 徳島県 | 158 | 719,559 | 2.20 |
| 16 | 兵庫県 | 1,198 | 5,465,002 | 2.19 |
| 17 | 和歌山県 | 201 | 922,584 | 2.18 |
| 18 | 島根県 | 144 | 671,126 | 2.15 |
| 19 | 佐賀県 | 174 | 811,442 | 2.14 |
| 20 | 大分県 | 240 | 1,123,852 | 2.14 |
| 21 | 香川県 | 202 | 950,244 | 2.13 |
| 22 | 高知県 | 146 | 691,527 | 2.11 |
| 23 | 熊本県 | 367 | 1,738,301 | 2.11 |
| 24 | 岡山県 | 381 | 1,888,432 | 2.02 |
| 25 | 京都府 | 515 | 2,578,087 | 2.00 |
| 26 | 長野県 | 408 | 2,048,011 | 1.99 |
| 27 | 愛媛県 | 265 | 1,334,841 | 1.99 |
| 28 | 三重県 | 344 | 1,770,254 | 1.94 |
| 29 | 群馬県 | 375 | 1,939,110 | 1.93 |
| 30 | 奈良県 | 255 | 1,324,473 | 1.93 |
| 31 | 栃木県 | 371 | 1,933,146 | 1.92 |
| 32 | 滋賀県 | 270 | 1,413,610 | 1.91 |
| 33 | 鹿児島県 | 300 | 1,588,256 | 1.89 |
| 34 | 神奈川県 | 1,717 | 9,237,337 | 1.86 |
| 35 | 山口県 | 248 | 1,342,059 | 1.85 |
| 36 | 宮城県 | 416 | 2,301,996 | 1.81 |
| 37 | 長崎県 | 226 | 1,312,317 | 1.72 |
| 38 | 千葉県 | 1,080 | 6,284,480 | 1.72 |
| 39 | 茨城県 | 488 | 2,867,009 | 1.70 |
| 40 | 新潟県 | 372 | 2,201,272 | 1.69 |
| 41 | 福島県 | 297 | 1,833,152 | 1.62 |
| 42 | 山形県 | 166 | 1,068,027 | 1.55 |
| 43 | 北海道 | 807 | 5,224,614 | 1.54 |
| 44 | 青森県 | 191 | 1,237,984 | 1.54 |
| 45 | 埼玉県 | 1,058 | 7,344,765 | 1.44 |
| 46 | 岩手県 | 156 | 1,210,534 | 1.29 |
| 47 | 秋田県 | 119 | 959,502 | 1.24 |
| 順位 | 市 | 1人あたり年間支出(円) |
|---|---|---|
| 1 | 東京都区部 | 3,027 |
| 2 | 福島市 | 2,634 |
| 3 | 千葉市 | 2,527 |
| 4 | 長野市 | 2,503 |
| 5 | 京都市 | 2,410 |
| 6 | さいたま市 | 2,285 |
| 7 | 山形市 | 2,168 |
| 8 | 横浜市 | 2,078 |
| 9 | 富山市 | 2,047 |
| 10 | 広島市 | 1,909 |
| … | … | … |
| 48 | 津市 | 1,016 |
| 49 | 北九州市 | 1,010 |
| 50 | 大分市 | 1,008 |
| 51 | 甲府市 | 993 |
| 52 | 那覇市 | 650 |
| 会社 | 売上高 | 年平均成長率(4年) | 営業利益率 | 広告宣伝費(売上高比) | 従業員数 | 平均年収(提出会社単体) | 決算期 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| WASHハウス株式会社 | 25億円 | - | 0.8% | 開示なし | 107人 | 414万円 | 2025年12月期 |
| 会社 | 証券コード | 記載内容 | 書類(EDINET書類番号) |
|---|---|---|---|
| WASHハウス株式会社 | 6537 | FC店舗の出店7店舗(当初の計画は30店舗、前期は8店舗。2025年12月期) | 有価証券報告書-第25期(2025/01/01-2025/12/31)(S100XVE0) |
コインランドリーに関わる業界団体が公開している調査・統計には、次の資料があります。
| 発行元 | 資料 | 主な内容 | 頻度 | 最新版(確認時点) |
|---|---|---|---|---|
| 一般社団法人日本コインランドリー連合会 | コインランドリーの利用に関する調査(コインランドリーの日 全国調査) | コインランドリー利用者の利用頻度の変化など | 各ページで確認 | 2025年(2025年5月20日掲載) |
出典:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)/総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」/総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表/総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)/総務省「個人企業経済調査」/各業界団体の公開ページ
数値の読み方:このページでは、市場の大きさを、経済センサス‐活動調査の売上高(2020年の1年間)で示しています。経済センサスの値は、区分「他に分類されない洗濯・理容・美容・浴場業」で売上を把握できた民営の事業所の合計で、コインランドリーだけの値ではありません。全数を集計した値ではないため、区分全体の規模はこれより大きくなります。
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