RESEARCH

訪問看護の事業所数・広告費の参考値(医療業)

都道府県別データ、上場企業が挙げるリスク

事業所数 7,643事業所

訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所(2021年6月時点)

参考:広告宣伝費 ÷ 費用 0.7%

訪問看護を含む区分「医療業」の主な企業(2024年)

調査の要点

  • 訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所は7,643事業所(2021年)です。人口10万人あたりの事業所数は、和歌山県(9.97か所)が最も多く、最も少ない茨城県(3.07か所)の3.2倍です。
  • 訪問看護を含む区分「医療業」の主な企業では、広告宣伝費は費用の0.7%です(2024年)。
  • 訪問看護に関わる上場企業がそろって挙げるリスクは、看護師の採用と定着、診療報酬・介護報酬の改定、指定の取り消しと不正請求など4項目です(各6社)。

対象:訪問看護/データの年:事業所数は2021年6月、上場1社(株式会社JSH)の広告宣伝費の割合は2026年3月期、区分「医療業」の広告宣伝費の割合は2024年/作成:株式会社ルミエール

訪問看護ステーションを含む区分の市区町村データを受け取る(無料)

01訪問看護を営む上場企業の主な業態

自宅への訪問看護

利用者の自宅へ訪問する形で、Recovery International、精神疾患のある人を主な対象とするJSHの「コルディアーレ」、シーユーシーが営んでいます。

ホスピス型の住まいでの訪問看護

ホスピス型の住まいの入居者へ訪問する形で、アンビスホールディングスの「医心館」や日本ホスピスホールディングスのホスピス住宅が該当し、シーユーシーも両方の形を手がけています。

難病の人向けの住まい

サンウェルズは、パーキンソン病を専門とする有料老人ホーム「PDハウス」を運営し、入居者などへの訪問看護を事業の一つとしています。

02訪問看護の市場の数値

上場企業が開示書類で引用している、訪問看護に関わる市場の数値は次のとおりです(調査会社などの値で、定義は調査ごとに異なります)。

市場年規模調査元記載した会社(書類番号)
在宅医療市場(国内)204028兆円(見通し)Recovery International株式会社の有価証券報告書が引用する厚生労働省「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」Recovery International株式会社(S100XV6A)
訪問看護の利用者数(1か月あたり、医療保険と介護保険の合計)2024約131万人(2013年の3.14倍)Recovery International株式会社の有価証券報告書が引用する厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」Recovery International株式会社(S100XV6A)
訪問看護の利用者数(医療保険)2023484,191人(2001年は48,872人)株式会社JSHの有価証券報告書が引用する第605回中央社会保険医療協議会総会の資料株式会社JSH(S100YFUO)
訪問看護の利用者数(医療保険と介護保険の合計)201983.5万人(2011年は38.5万人)株式会社シーユーシーの有価証券報告書が引用する厚生労働省「在宅医療の現状について」株式会社シーユーシー(S100YKO7)
訪問看護を提供する事業所数202518,754事業所(2025年4月1日時点)株式会社JSHの有価証券報告書が引用する一般社団法人全国訪問看護事業協会「令和7年度訪問看護ステーション数調査結果」株式会社JSH(S100YFUO)
訪問看護師の数2024約13万人(2024年10月時点)Recovery International株式会社の有価証券報告書が引用する厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査の概況」Recovery International株式会社(S100XV6A)
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。市場の定義は調査元ごとに異なります。

上場企業が引用する市場規模は、業種をまたいで市場規模の一覧にまとめています。

訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所は7,643事業所(2021年)です。この区分と訪問看護の範囲は一致しません。

出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。

数字の読み方
  • 各社が引用している数値をそのまま掲載しています。
  • 28兆円は在宅医療全体の2040年の見通しで、訪問看護の市場規模ではありません。
  • 元の厚生労働省の資料では確かめていません。
  • Recovery International株式会社の有価証券報告書(S100XV6A)には、医療保険と介護保険の訪問看護費の合計を2023年で約9,933億円とする記載もあります(同社が国民医療費と介護保険の統計の値を足したものです)。
  • 病院などと同じ場所にあるステーションは本体の区分で数えられることがあり、これが「看護業」の数が実際のステーション数より少なくなる一因と考えられます。ステーションの数は、2025年4月1日時点で18,754事業所です(全国訪問看護事業協会の調べ。株式会社JSHの有価証券報告書が引用する数値)。

03都道府県別の事業所数(訪問看護ステーションを含む区分)

訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所数を人口10万人あたりでみると、和歌山県が9.97か所で最も多く、茨城県が3.07か所で最も少なく、3.2倍の開きがあります。

順位都道府県人口10万人あたり事業所数(2021年)
1和歌山県9.9792
2大阪府9.73860
3京都府8.03207
4兵庫県7.76424
5奈良県7.70102
…………
43千葉県3.91246
44栃木県3.8875
45秋田県3.6535
46静岡県3.52128
47茨城県3.0788
出所:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」の2020年の人口(令和2年国勢調査に基づく値)(株式会社ルミエール集計)。2021年6月の事業所数を2020年の人口で割っています。

株式会社ルミエールの業種別マーケティング調査

無料資料:訪問看護の市場データ(1,890市区町村・Excel)

このページでは都道府県別までを載せています。市区町村別の数は、資料(Excel)に収録しています。資料の事業所数は、経済センサスの区分「看護業」(訪問看護ステーションを含む区分)で数えたもので、訪問看護の範囲とは一致しません。

01市区町村ごとの区分「看護業」の事業所数と人口あたりの数

1,890市区町村の区分「看護業」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。

02調べたい地域を選ぶと、全国と県の中での位置がわかる

市区町村を選ぶと、区分「看護業」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「医療業」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。

03都道府県ごとの区分「看護業」の事業所数と人口あたりの数

47都道府県の区分「看護業」の事業所数、人口あたりの数と順位、人口の見込み。

資料に入っているシート(7枚)
  • 1_地域を選んで調べる:市区町村を選ぶと、区分「看護業」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「医療業」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。
  • 2_市区町村ごと:1,890市区町村の区分「看護業」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。
  • 3_都道府県ごと:47都道府県の区分「看護業」の事業所数、人口あたりの数と順位、人口の見込み。
  • 4_規模・経営の形:従業者の規模別(7区分)と、単独の事業所・本所・支所別の事業所数・従業者数・売上(全国)。
  • 5_推移の元データ:「医療業」の広告宣伝費の割合と推計額の推移、「医療業」の費用の内訳。
  • 8_上場企業の一覧:上場企業の売上高、年平均成長率、営業利益率、広告宣伝費、従業員数、有価証券報告書の書類番号。
  • 9_調査概要・出典:出典、集計の方法、データを読むときの注意、記事等でのご利用にあたって、ご相談の窓口。

形式:Excel(xlsx)対象:事業者・開業を考えている方(無料)出典:公的統計(e-Stat ほか)・有価証券報告書

社内での検討・共有にお使いください。記事や資料など外部でご利用の際は、ページ末尾の「記事等でのご利用にあたって」をご確認ください。有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。

資料の中身(一部)
図:資料の中身(一部)

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駅や住所を1つ指定した半径ごとの人口、競合する事業所の数の集計をご希望の場合も、お問い合わせください。

自社の広告費は、どのくらいが目安か

ここにある数字は、業種全体の目安です。自社の売上や客単価に当てはめて考えたいときは、お気軽にご相談ください。

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05訪問看護に関わる上場企業が挙げるリスクと今後

訪問看護に関わる上場企業がそろって挙げるリスクは、「看護師の採用と定着」「診療報酬・介護報酬の改定」「指定の取り消しと不正請求」「利用者の事故・虐待と訴訟」の4項目です(各6社)。

リスク挙げた社数主な会社(3社まで)
看護師の採用と定着6株式会社アンビスホールディングス、Recovery International株式会社、株式会社シーユーシー
診療報酬・介護報酬の改定6株式会社アンビスホールディングス、Recovery International株式会社、株式会社シーユーシー
指定の取り消しと不正請求6株式会社アンビスホールディングス、Recovery International株式会社、株式会社シーユーシー
利用者の事故・虐待と訴訟6株式会社アンビスホールディングス、Recovery International株式会社、株式会社シーユーシー
物価・建築費の上昇と賃貸借契約の条件5株式会社アンビスホールディングス、株式会社シーユーシー、株式会社サンウェルズ
同業・異業種との競争4Recovery International株式会社、株式会社シーユーシー、株式会社サンウェルズ
利用者の逝去・退去2株式会社シーユーシー、日本ホスピスホールディングス株式会社
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)の「事業等のリスク」から要点を抜粋(株式会社ルミエール集計)。当社が有価証券報告書などの記載を確認した上場企業6社をもとにした集計で、業界の上場企業すべてを網羅したものではありません。主な会社の欄には、挙げた会社のうち訪問看護を主な事業とする会社を先に、売上高(会社全体)の大きい3社まで載せています。
リスクごとに挙げた会社(全社)
リスク挙げた会社
看護師の採用と定着(6社)Recovery International株式会社、株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社アンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス株式会社、株式会社サンウェルズ
診療報酬・介護報酬の改定(6社)Recovery International株式会社、株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社アンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス株式会社、株式会社サンウェルズ
指定の取り消しと不正請求(6社)Recovery International株式会社、株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社アンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス株式会社、株式会社サンウェルズ
利用者の事故・虐待と訴訟(6社)Recovery International株式会社、株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社アンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス株式会社、株式会社サンウェルズ
物価・建築費の上昇と賃貸借契約の条件(5社)株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社アンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス株式会社、株式会社サンウェルズ
同業・異業種との競争(4社)Recovery International株式会社、株式会社JSH、株式会社シーユーシー、株式会社サンウェルズ
利用者の逝去・退去(2社)株式会社シーユーシー、日本ホスピスホールディングス株式会社

サンウェルズは、2026年6月の診療報酬の改定で新設された「包括型訪問看護療養費」(同じ建物に住む重症者への訪問を、1回ごとではなく1日単位でまとめて評価する仕組み)により、売上高や利益率が低下するおそれがあるとしています。

今後見ておく点

訪問看護の利用は高齢者の数にも左右されます。利用の多い75歳以上の人口は約1,860万人から約2,227万人へ、19.7%増加する見込みです(2020年から2040年。総人口は10.6%減少する見込み)。

出典:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」。

06訪問看護の主な会社

訪問看護を主な事業とする上場企業(売上高の大きい順)

訪問看護を主な事業とする上場企業は、株式会社アンビスホールディングス(492億円)とRecovery International株式会社(27億円)の2社です(売上高、会社全体)。

順位会社売上高(会社全体)広告宣伝費(売上高比)決算期
1株式会社アンビスホールディングス492億円開示なし2025年9月期
2Recovery International株式会社27億円開示なし2025年12月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。訪問看護を主な事業とする会社は、有価証券報告書のセグメント別の売上高で、訪問看護の事業がいちばん大きい会社です(セグメントが1つの会社は事業の内容で判定)。会社全体の数値で、訪問看護以外の事業を含む場合があります。

訪問看護を事業の一つとして営む上場企業

売上高(会社全体)が最も大きいのは株式会社シーユーシー(544億円)です。

会社売上高(会社全体)訪問看護を含む事業の売上高広告宣伝費(売上高比)決算期
株式会社シーユーシー544億円居宅訪問看護:12,949百万円開示なし2026年3月期
株式会社サンウェルズ281億円-開示なし2026年3月期
日本ホスピスホールディングス株式会社142億円-開示なし2025年12月期
株式会社JSH47億円-1.5億円(3.1%)2026年3月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。セグメント別の売上高で、ほかの事業のほうが大きい会社です。

上場企業の資料から分かること

訪問看護を主な事業とする上場企業は、利用者の自宅へ訪問する型(Recovery International)と、ホスピス型の住まいの入居者へ訪問する型(アンビスホールディングス)に分かれます。JSHも利用者の自宅へ訪問しますが、訪問看護は事業の一つです。日本ホスピスホールディングスとサンウェルズも、ホスピス住宅などの入居者への訪問看護を事業の一つとして営んでいます。自宅への訪問とホスピス型の両方を手がけるシーユーシーは、ホスピス事業の競合としてアンビスホールディングス、日本ホスピスホールディングス、サンウェルズの3社の名前を挙げています。訪問看護の利用者数は、会社ごとに集計方法が異なります。Recovery Internationalは医療保険と介護保険の合計で2024年に1か月あたり約131万人、JSHは医療保険のみで2023年に484,191人としています。比較する際は、対象と年をそろえる必要があります。

07訪問看護の詳しいデータ

全国の事業所数と従業者数(2021年)

訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所数は7,643事業所、従業者数は95,653人で、人口10万人あたり6.06か所です(2021年6月時点)。

出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。

医療業の費用の内訳(訪問看護を含む区分)

費用で最も大きいのは給与総額(44.5%)で、薬品費(11.1%)が続きます。

費用の項目費用に占める割合(%)
給与総額44.5
薬品費11.1
材料費(薬品費を除く)10.6
外注費6.7
減価償却費5.1
福利厚生費(退職金を含む)4.3
その他(調査の区分「その他」)10.0
上記以外の11項目の合計7.7
出所:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2025年調査=2024年の1年間)「事業区分別費用内訳割合」(株式会社ルミエール集計)。主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計です。
「医療業」の広告宣伝費の推計と推移

訪問看護を含む区分「医療業」の法人の広告宣伝費は、約2,500億円と推計されます(2024年)。広告宣伝費の割合(0.7%)は小数1けたに丸めた公表値のため、この丸めだけでも推計額には2,300億円〜2,700億円ほどの幅があります。

費用に占める広告宣伝費の割合(0.7%)は、全74事業区分のうち上から34番目(5区分が同じ割合)で、全区分の中央値は0.7%です。

推計広告宣伝費 = 費用総額 35兆6,657億円 × 広告宣伝費の割合 0.7%(株式会社ルミエールによる推計)。業界全体で集計された広告宣伝費ではなく、費用総額に主な企業の割合を当てはめた参考試算です。費用総額は法人全体の推計、割合は主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計で、主な企業の割合が法人全体にも当てはまるとみなした目安です。

調査年(対象の1年)費用に占める広告宣伝費の割合(%)推計広告宣伝費(目安)
2019年調査(2018年)0.3850億円
2020年調査(2019年)0.41,200億円
2022年調査(2021年)0.41,300億円
2023年調査(2022年)0.51,700億円
2024年調査(2023年)0.51,700億円
2025年調査(2024年)0.72,500億円
出所:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)(株式会社ルミエールによる推計)。2022年調査から調査の設計が変わっているため、2020年調査以前の割合・推計額は2022年調査以降と比べられません。
都道府県別の事業所数(区分「看護業」)(すべての都道府県)
順位都道府県事業所数(2021年)人口(2020年)人口10万人あたり
1和歌山県92922,5849.97
2大阪府8608,837,6859.73
3京都府2072,578,0878.03
4兵庫県4245,465,0027.76
5奈良県1021,324,4737.70
6愛媛県1021,334,8417.64
7島根県51671,1267.60
8広島県2072,799,7027.39
9宮崎県791,069,5767.39
10徳島県53719,5597.37
11大分県781,123,8526.94
12鹿児島県1091,588,2566.86
13熊本県1191,738,3016.85
14福岡県3495,135,2146.80
15高知県46691,5276.65
16東京都92714,047,5946.60
17北海道3425,224,6146.55
18神奈川県5729,237,3376.19
19愛知県4677,542,4156.19
20福井県47766,8636.13
21香川県58950,2446.10
22沖縄県891,467,4806.06
23佐賀県47811,4425.79
24長崎県751,312,3175.72
25山梨県46809,9745.68
26石川県641,132,5265.65
27山口県751,342,0595.59
28岐阜県1101,978,7425.56
29岩手県671,210,5345.53
30青森県651,237,9845.25
31宮城県1182,301,9965.13
32岡山県961,888,4325.08
33群馬県981,939,1105.05
34鳥取県27553,4074.88
35山形県521,068,0274.87
36福島県871,833,1524.75
37滋賀県671,413,6104.74
38新潟県1012,201,2724.59
39長野県912,048,0114.44
40三重県711,770,2544.01
41埼玉県2937,344,7653.99
42富山県411,034,8143.96
43千葉県2466,284,4803.91
44栃木県751,933,1463.88
45秋田県35959,5023.65
46静岡県1283,633,2023.52
47茨城県882,867,0093.07
出所:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」の2020年の人口(令和2年国勢調査に基づく値)(株式会社ルミエール集計)。
上場企業の売上高ランキング(会社全体)
順位会社売上高年平均成長率(4年)営業利益率広告宣伝費(売上高比)従業員数平均年収(提出会社単体)決算期
1株式会社アンビスホールディングス492億円+33.8%12.5%開示なし5,135人649万円2025年9月期
2Recovery International株式会社27億円-7.6%開示なし349人487万円2025年12月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
訪問看護を事業の一つとして営む上場企業
会社売上高(会社全体)訪問看護を含む事業の売上高年平均成長率(4年)営業利益率広告宣伝費(売上高比)従業員数平均年収(提出会社単体)決算期
株式会社シーユーシー544億円居宅訪問看護:12,949百万円+11.4%10.6%開示なし5,740人666万円2026年3月期
株式会社サンウェルズ281億円-+36.2%-4.3%開示なし3,570人484万円2026年3月期
日本ホスピスホールディングス株式会社142億円-+23.9%6.0%開示なし1,108人-2025年12月期
株式会社JSH47億円---2.2%1.5億円(3.1%)579人349万円2026年3月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
主な会社の事業と数字
会社証券コード記載内容書類(EDINET書類番号)
Recovery International株式会社9214訪問看護ステーション5拠点・サテライト31拠点(2025年12月期末)有価証券報告書-第13期(2025/01/01-2025/12/31)(S100XV6A)
株式会社JSH150A精神疾患のある人を主な対象とする訪問看護ステーション「コルディアーレ」47か所(営業所を含む。2026年3月期の有価証券報告書の提出日時点)有価証券報告書-第10期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YFUO)
株式会社シーユーシー9158居宅訪問看護の利用者15,298名(2026年3月に訪問実績のある人数)、年間のべケア時間127万5,000時間(2026年3月期)有価証券報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YKO7)
株式会社アンビスホールディングス7071訪問看護・訪問介護と住まいを組み合わせた「医心館」130事業所(1都1道1府30県、2025年9月末)有価証券報告書-第9期(2024/10/01-2025/09/30)(S100XD1A)
日本ホスピスホールディングス株式会社7061ホスピス住宅59施設・2,024室(2025年12月期末、前期末から415室増)有価証券報告書-第9期(2025/01/01-2025/12/31)(S100XTMW)
株式会社サンウェルズ9229パーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDハウス」56か所(2026年3月期末)有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YL7U)
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
主な会社が公表している店舗数・客数などの数値
会社数値資料
株式会社アンビスホールディングスホスピス住宅「医心館」の施設数 137施設・定員7,108名(2026年6月末)2026年9月期 第3四半期決算説明資料(2026年8月14日) 14ページ
株式会社アンビスホールディングス医心館の施設数 130施設・定員6,706名(2025年9月末)2026年9月期 第3四半期決算説明資料(2026年8月14日) 31ページ
株式会社アンビスホールディングス医心館の施設数 103施設・定員5,248名(2024年9月末)2026年9月期 第3四半期決算説明資料(2026年8月14日) 31ページ
株式会社アンビスホールディングス医心館の施設数 75施設・定員3,795名(2023年9月末)2026年9月期 第3四半期決算説明資料(2026年8月14日) 31ページ
株式会社アンビスホールディングス医心館が医療機関から受け入れる患者 毎月1,000名規模(がん末期や医療ケアの重い人が中心)2026年9月期 第3四半期決算説明資料(2026年8月14日) 22ページ
出所:各社の決算説明資料(株式会社ルミエール集計)。
数字の読み方
  • 医療業の費用の内訳(訪問看護を含む区分):費用の大きい上位6項目と調査の区分「その他」を1行ずつ載せ、残りの11項目は合計7.7%にまとめています。残りの項目で多いのは、賃借料(土地・建物) 2.0%、水道光熱費 1.8%、消耗品費 0.9%、賃借料(その他) 0.7%、広告宣伝費 0.7%です。
  • 「医療業」の広告宣伝費の推計と推移:費用総額は会社の主な産業ごと、割合は事業の区分ごとの集計のため、対象の範囲も一致しません。割合は主な企業の回答の集計のため、年によって変動します。推計額は有効数字2けたで記載しています。
  • 上場企業の売上高ランキング(会社全体):訪問看護を主な事業とする会社は、有価証券報告書のセグメント別の売上高で、訪問看護の事業がいちばん大きい会社です(セグメントが1つの会社は事業の内容で判定)(2026年9月時点で入手できた書類)。
  • 連結を優先し、連結がない会社は単体。
  • 年平均成長率が「-」でほかに理由を書いていない会社は、4年前の期の売上高が書類から分からない会社(上場から日が浅い会社など)です。
  • 平均年収は提出会社単体の値です。
  • 持株会社では本社の社員だけの値になります(子会社で働く従業員の給与は含みません)。
  • 訪問看護を事業の一つとして営む上場企業:セグメント別の売上高で、ほかの事業のほうが大きい会社。
  • 提出会社の従業員が少ない会社(30人未満、または全員が子会社からの兼務出向者)は、平均年収を「-」としています。
  • 訪問看護を含む事業の売上高は、有価証券報告書のセグメント情報などに記載された事業の区分の売上高で、単位は書類の記載のままです。
  • 区分には訪問看護以外の事業を含む場合があります。
  • 主な会社が公表している店舗数・客数などの数値:各社が公表した数値をそのまま掲載しています。1社につき5件まで載せています。株式会社アンビスホールディングスの資料には、このほかに4件の数値があります。

08訪問看護に関わる業界団体の資料

訪問看護に関わる業界団体が公開している調査・統計には、次の資料があります。

発行元資料主な内容頻度最新版(確認時点)
公益財団法人日本訪問看護財団訪問看護データ集訪問看護事業所数の推移、設置主体別割合、利用者数、職種別従事者数、機能強化型の数、医療費・介護給付費、看護小規模多機能・定期巡回の事業所数各ページで確認確認時点:2026年9月。掲載資料は、厚生労働省の2025年12月時点の公表データをもとに作成
出所:各団体の公開ページ(2026年9月時点)。利用条件と最新版は、引用する前に各ページでご確認ください。
出典と注意

出典:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)/総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」/総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)/各社の決算説明資料/各業界団体の公開ページ

数値の読み方:このページでは、訪問看護の市場規模の金額は上場企業の開示書類に記載されたものだけを載せています。経済センサス‐活動調査には訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の売上(収入)金額(2020年の1年間、民営の事業所のうち売上の数値が得られた事業所の合計)がありますが、この区分と訪問看護の範囲は一致しないため本文には載せず、資料(Excel)の「4_規模・経営の形」に参考として載せています。開示書類の数値は各社が記載した調査などの値で、訪問看護そのものの市場とは範囲が異なる場合があります。定義は調査ごとに異なります。事業所数や家計の支出などの公的統計は、市場の大きさ(売上)を表すものではありません。

おことわり

  • 本ページは、公的統計と各社が公開する有価証券報告書などをもとに、株式会社ルミエールが独自に集計したものです。統計の作成元や掲載企業の許諾・確認を受けたものではありません。
  • 数値および引用は、2026年10月3日時点で確認できた内容です。統計の改訂や訂正報告書の提出などにより、あとから内容が変わる場合があります。正確性には注意を払っていますが、誤りが含まれることがあります。
  • 企業の評価や株式の売買など、投資の判断に使うことを目的としたものではありません。
  • 株式会社ルミエールは、マーケティングのデータ分析と、検索・AI検索を含む広告宣伝全般を支援する会社です。本ページは公開情報の集計であり、掲載企業との取引や依頼に基づくものではありません。
  • 会社名・商品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

このページは株式会社ルミエールが公的統計と上場企業の開示書類をもとに集計したものです。数値の誤りにお気づきの場合は info@lumierre.jp までご連絡ください。このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

この業種の数字を、集客に生かしたいとき

資料に載っていない地域や条件の数字、データの読み方、集客や広告費の見直しについても、ご相談を受け付けています。内容を伺ったうえで、できることをお伝えします。

お問い合わせ・ご相談

FAQ訪問看護についてよくある質問

訪問看護は全国にいくつありますか?
訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所は7,643事業所です(2021年6月時点)。病院などと同じ場所にあるステーションは本体の区分で数えられることがあり、これが「看護業」の数が実際のステーション数より少なくなる一因と考えられます。ステーションの数は、2025年4月1日時点で18,754事業所です(全国訪問看護事業協会の調べ。株式会社JSHの有価証券報告書が引用する数値)。
人口あたりで訪問看護が多い都道府県はどこですか?
訪問看護ステーションを含む区分「看護業」の事業所を人口10万人あたりでみると、和歌山県(9.97か所)、大阪府(9.73か所)、京都府(8.03か所)の順に多く、最も少ないのは茨城県(3.07か所)です。
訪問看護を含む区分「医療業」の広告宣伝費は、費用の何%ですか?
訪問看護を含む区分「医療業」の主な企業では、広告宣伝費は費用の0.7%です(2024年)。主な企業は、売上の大きい順に足していき、区分全体の売上の5割に入るところまでの企業です。
訪問看護に関わる上場企業はどんなリスクを挙げていますか?
訪問看護に関わる上場企業は、看護師の採用と定着、診療報酬・介護報酬の改定、指定の取り消しと不正請求などを事業のリスクに挙げています。
訪問看護の大手(上場企業)はどこですか?
訪問看護を主な事業とする上場企業は、株式会社アンビスホールディングス(492億円)とRecovery International株式会社(27億円)の2社です(売上高、会社全体)。訪問看護を事業の一つとして営む会社まで含めると、株式会社シーユーシー(544億円)の売上高が大きくなっています。

記事等でのご利用にあたって

このページの数値や図表を、記事・資料などでご利用いただく際は、次の3点をお願いします。

有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。

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