都道府県別データ、上場企業が挙げるリスク
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所(2021年6月時点)
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」(2020年)
バー・スナックを含む区分「飲食店」の主な企業(2024年)
調査の要点
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の売上高の合計は6,419億円(2020年)で、そのうち92%が個人(一般消費者)からの収入です。この区分にはバー・スナック以外の事業所も含まれるため、バー・スナックだけの値ではありません。2020年は新型コロナの影響を大きく受けた年の数字です。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年調査、売上は2020年の1年間)。売上を把握できた60,217事業所の合計で、全数ではありません。売上を把握できなかった事業所は含まれないため、この区分全体の規模より小さくなります。
酒類の販売・配達を営むひとまいる(カクヤス)は、外食のうち飲料を主体とする部門の比重が下がり、外食での飲酒の量や機会が減っていると述べています。
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所は72,341事業所(2021年)です。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所数を人口1万人あたりでみると、沖縄県が16.25か所で最も多く、奈良県が1.68か所で最も少なく、9.7倍の開きがあります。
| 順位 | 都道府県 | 人口1万人あたり | 事業所数(2021年) |
|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 16.25 | 2,385 |
| 2 | 宮崎県 | 15.85 | 1,695 |
| 3 | 青森県 | 11.74 | 1,453 |
| 4 | 長崎県 | 10.68 | 1,402 |
| 5 | 北海道 | 10.23 | 5,344 |
| … | … | … | … |
| 43 | 滋賀県 | 3.08 | 436 |
| 44 | 茨城県 | 2.56 | 734 |
| 45 | 埼玉県 | 2.17 | 1,595 |
| 46 | 千葉県 | 2.00 | 1,257 |
| 47 | 奈良県 | 1.68 | 222 |
「飲酒代」への支出は、1世帯あたり年間19,498円、1人あたり6,794円です(2025年、二人以上の世帯)。「飲酒代」は居酒屋とバー・スナックの分を分けていません。
出典:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表(株式会社ルミエール集計)。支出のなかった世帯を含む平均で、1人あたりは世帯の支出を世帯人員で割った値です。同じ品目の購入世帯数は、1万世帯あたり1,795世帯(1か月平均)です。
株式会社ルミエールの業種別マーケティング調査
このページでは都道府県別までを載せています。市区町村別の数は、資料(Excel)に収録しています。資料の事業所数は、経済センサスの区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」(バー・スナックを含む区分)で数えたもので、バー・スナックだけの数ではありません。
1,890市区町村の区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。
市区町村を選ぶと、区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「飲食店」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。
47都道府県の区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所数、人口あたりの数と順位、売上、1事業所あたり売上、一般の消費者からの収入の割合、人口の見込み。
形式:Excel(xlsx)対象:事業者・開業を考えている方(無料)出典:公的統計(e-Stat ほか)・有価証券報告書
社内での検討・共有にお使いください。記事や資料など外部でご利用の際は、ページ末尾の「記事等でのご利用にあたって」をご確認ください。有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。
バー・スナックを含む区分「飲食店」の主な企業では、広告宣伝費は費用の1.4%です(2024年)。経済センサスの売上(2020年)で見ると、区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」は、区分「飲食店」の売上の4.9%です。
出典:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2025年調査=2024年の1年間)(株式会社ルミエール集計)。主な企業は、売上の大きい順に足していき、区分全体の売上の5割に入るところまでの企業です。割合はその回答の集計で、個人で営む事業者は含みません。
業種別の広告宣伝費の推計は、業種別の広告費と媒体別の推移にまとめています。上場企業の広告費の売上高比率は、業界別の広告費の割合ランキング(上場企業)で比較しています。
株式会社ハブは、「賃料・人件費・仕入れ値の上昇」、「パート・アルバイトを含む人手の確保」、「深夜営業と食品衛生の規制」などを事業のリスクに挙げています。
| リスク |
|---|
| 賃料・人件費・仕入れ値の上昇 |
| パート・アルバイトを含む人手の確保 |
| 深夜営業と食品衛生の規制 |
| 出店に合う物件の確保と賃借への依存 |
| 景気や好みの変化と似た業態の店との競争 |
| ネット上の書き込みによる風評 |
| 大都市圏での災害や感染症 |
個人で営む事業者(飲食サービス業)が挙げる経営上の問題点は、「原材料価格・仕入価格の上昇」47.1%、「需要の停滞(売上の停滞・減少)」12.4%、「コストの増加を販売価格に転嫁できない」8.3%の順です(2025年、その業種の個人企業に占める割合)。「飲食サービス業」にはバー・スナック以外の業種も含まれます。
| 順位 | 経営上の問題点(主なもの) | 割合(%) |
|---|---|---|
| 1 | 原材料価格・仕入価格の上昇 | 47.1 |
| 2 | 需要の停滞(売上の停滞・減少) | 12.4 |
| 3 | コストの増加を販売価格に転嫁できない | 8.3 |
| 4 | 建物・設備の狭小・老朽化 | 5.2 |
| 5 | 後継者難 | 5.0 |
バー・スナックを主な事業とする上場企業は、株式会社ハブ(売上高113億円、会社全体)です。
| 会社 | 売上高(会社全体) | 広告宣伝費(売上高比) | 決算期 |
|---|---|---|---|
| 株式会社ハブ | 113億円 | 開示なし | 2026年2月期 |
上場企業のうち、この業種を主な事業とする会社は、英国風PUBを北海道から九州で110店舗(2026年2月28日現在)運営する株式会社ハブの1社です。このページで確認した上場企業の開示資料では、スナックやラウンジを主な事業とする会社は確認できませんでした。ハブによると、売上の最大の柱はドリンクで、店舗は賃借による出店が基本です。今後は駅・空港・商業施設への出店により、200店舗体制を目指すとしています。
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の事業所数は72,341事業所、従業者数は232,061人で、人口1万人あたり5.73か所です(2021年6月時点)。
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。
| 市場 | 年 | 規模 | 調査元 | 記載した会社(書類番号) |
|---|---|---|---|---|
| 外食産業全体(バー・スナックを含む外食全体) | 1997年・2003年 | 1997年の29兆円をピークに2003年に24兆円規模へ減少。その後はコロナ禍を除きほぼ横ばい | 一般社団法人日本フードサービス協会 | 株式会社ひとまいる(S100YIAO) |
上場企業が引用する市場規模は、業種をまたいで市場規模の一覧にまとめています。
バー・スナックを含む区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」の1事業所あたりの年間売上高は約1,066万円、従業者1人あたりは約359万円です(2020年、売上を把握できた事業所の平均)。2020年は新型コロナの影響を大きく受けた年の数字です。
売上高を、売上を把握できた60,217事業所で割った値です。出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(売上は2020年の1年間。株式会社ルミエール集計)。
費用の33.2%が「その他」に分類されるため、この表で分かる範囲は限られます。名前の付いた項目で最も大きいのは給与総額(25.1%)です。
| 費用の項目 | 費用に占める割合(%) |
|---|---|
| 給与総額 | 25.1 |
| 製造原価(材料費) | 16.7 |
| 賃借料(土地・建物) | 8.4 |
| 水道光熱費 | 3.7 |
| 減価償却費 | 2.2 |
| 外注費 | 2.0 |
| その他(調査の区分「その他」) | 33.2 |
| 上記以外の11項目の合計 | 8.7 |
バー・スナックを含む区分「飲食店」の法人の広告宣伝費は、約2,000億円と推計されます(2024年)。広告宣伝費の割合(1.4%)は小数1けたに丸めた公表値のため、この丸めだけでも推計額には2,000億円〜2,100億円ほどの幅があります。
費用に占める広告宣伝費の割合(1.4%)は、全74事業区分のうち上から22番目で、全区分の中央値は0.7%です。
推計広告宣伝費 = 費用総額 14兆5,981億円 × 広告宣伝費の割合 1.4%(株式会社ルミエールによる推計)。業界全体で集計された広告宣伝費ではなく、費用総額に主な企業の割合を当てはめた参考試算です。費用総額は法人全体の推計、割合は主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計で、主な企業の割合が法人全体にも当てはまるとみなした目安です。
| 調査年(対象の1年) | 費用に占める広告宣伝費の割合(%) | 推計広告宣伝費(目安) |
|---|---|---|
| 2019年調査(2018年) | 1.5 | 1,800億円 |
| 2020年調査(2019年) | 1.3 | 1,600億円 |
| 2022年調査(2021年) | 1.3 | 1,400億円 |
| 2023年調査(2022年) | 1.5 | 1,800億円 |
| 2024年調査(2023年) | 1.5 | 2,000億円 |
| 2025年調査(2024年) | 1.4 | 2,000億円 |
| 順位 | 都道府県 | 事業所数(2021年) | 人口(2020年) | 人口1万人あたり |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 沖縄県 | 2,385 | 1,467,480 | 16.25 |
| 2 | 宮崎県 | 1,695 | 1,069,576 | 15.85 |
| 3 | 青森県 | 1,453 | 1,237,984 | 11.74 |
| 4 | 長崎県 | 1,402 | 1,312,317 | 10.68 |
| 5 | 北海道 | 5,344 | 5,224,614 | 10.23 |
| 6 | 高知県 | 684 | 691,527 | 9.89 |
| 7 | 秋田県 | 872 | 959,502 | 9.09 |
| 8 | 大分県 | 1,014 | 1,123,852 | 9.02 |
| 9 | 佐賀県 | 732 | 811,442 | 9.02 |
| 10 | 岩手県 | 1,076 | 1,210,534 | 8.89 |
| 11 | 鹿児島県 | 1,358 | 1,588,256 | 8.55 |
| 12 | 鳥取県 | 467 | 553,407 | 8.44 |
| 13 | 山形県 | 896 | 1,068,027 | 8.39 |
| 14 | 福井県 | 608 | 766,863 | 7.93 |
| 15 | 福岡県 | 3,952 | 5,135,214 | 7.70 |
| 16 | 石川県 | 860 | 1,132,526 | 7.59 |
| 17 | 熊本県 | 1,295 | 1,738,301 | 7.45 |
| 18 | 島根県 | 495 | 671,126 | 7.38 |
| 19 | 長野県 | 1,435 | 2,048,011 | 7.01 |
| 20 | 徳島県 | 497 | 719,559 | 6.91 |
| 21 | 新潟県 | 1,495 | 2,201,272 | 6.79 |
| 22 | 広島県 | 1,901 | 2,799,702 | 6.79 |
| 23 | 福島県 | 1,205 | 1,833,152 | 6.57 |
| 24 | 和歌山県 | 598 | 922,584 | 6.48 |
| 25 | 愛媛県 | 849 | 1,334,841 | 6.36 |
| 26 | 静岡県 | 2,261 | 3,633,202 | 6.22 |
| 27 | 山口県 | 834 | 1,342,059 | 6.21 |
| 28 | 宮城県 | 1,391 | 2,301,996 | 6.04 |
| 29 | 富山県 | 607 | 1,034,814 | 5.87 |
| 30 | 東京都 | 8,044 | 14,047,594 | 5.73 |
| 31 | 山梨県 | 459 | 809,974 | 5.67 |
| 32 | 兵庫県 | 3,038 | 5,465,002 | 5.56 |
| 33 | 大阪府 | 4,590 | 8,837,685 | 5.19 |
| 34 | 京都府 | 1,261 | 2,578,087 | 4.89 |
| 35 | 岡山県 | 866 | 1,888,432 | 4.59 |
| 36 | 群馬県 | 838 | 1,939,110 | 4.32 |
| 37 | 神奈川県 | 3,870 | 9,237,337 | 4.19 |
| 38 | 岐阜県 | 799 | 1,978,742 | 4.04 |
| 39 | 愛知県 | 2,999 | 7,542,415 | 3.98 |
| 40 | 香川県 | 364 | 950,244 | 3.83 |
| 41 | 三重県 | 669 | 1,770,254 | 3.78 |
| 42 | 栃木県 | 639 | 1,933,146 | 3.31 |
| 43 | 滋賀県 | 436 | 1,413,610 | 3.08 |
| 44 | 茨城県 | 734 | 2,867,009 | 2.56 |
| 45 | 埼玉県 | 1,595 | 7,344,765 | 2.17 |
| 46 | 千葉県 | 1,257 | 6,284,480 | 2.00 |
| 47 | 奈良県 | 222 | 1,324,473 | 1.68 |
| 順位 | 市 | 1人あたり年間支出(円) |
|---|---|---|
| 1 | 東京都区部 | 13,483 |
| 2 | 熊本市 | 13,104 |
| 3 | さいたま市 | 12,426 |
| 4 | 高知市 | 10,082 |
| 5 | 宇都宮市 | 9,277 |
| 6 | 山形市 | 9,210 |
| 7 | 川崎市 | 9,056 |
| 8 | 札幌市 | 8,871 |
| 9 | 静岡市 | 8,624 |
| 10 | 水戸市 | 8,560 |
| … | … | … |
| 48 | 大分市 | 4,135 |
| 49 | 松山市 | 3,939 |
| 50 | 岐阜市 | 3,690 |
| 51 | 金沢市 | 3,116 |
| 52 | 津市 | 3,074 |
| 会社 | 売上高 | 年平均成長率(4年) | 営業利益率 | 広告宣伝費(売上高比) | 従業員数 | 平均年収(提出会社単体) | 決算期 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社ハブ | 113億円 | +47.6% | 4.7% | 開示なし | 312人 | 477万円 | 2026年2月期 |
| 会社 | 証券コード | 記載内容 | 書類(EDINET書類番号) |
|---|---|---|---|
| 株式会社ハブ | 3030 | 英国風PUBチェーン110店舗(2026年2月28日現在、北海道・東北・関東・中部・近畿・九州) | 有価証券報告書-第28期(2025/03/01-2026/02/28)(S100Y764) |
出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」/各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」/総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表/総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)/総務省「個人企業経済調査」
数値の読み方:このページでは、市場の大きさを、経済センサス‐活動調査の売上高(2020年の1年間)で示しています。経済センサスの値は、区分「バー,キャバレー,ナイトクラブ」で売上を把握できた民営の事業所の合計で、バー・スナックだけの値ではありません。全数を集計した値ではないため、区分全体の規模はこれより大きくなります。上場企業の開示書類に記載された市場規模は、各社が引用している調査会社などの数値で、定義は調査ごとに異なります。
おことわり
このページは株式会社ルミエールが公的統計と上場企業の開示書類をもとに集計したものです。数値の誤りにお気づきの場合は info@lumierre.jp までご連絡ください。このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。
この業種の数字を、集客に生かしたいとき
資料に載っていない地域や条件の数字、データの読み方、集客や広告費の見直しについても、ご相談を受け付けています。内容を伺ったうえで、できることをお伝えします。
このページの数値や図表を、記事・資料などでご利用いただく際は、次の3点をお願いします。
有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。
数字の誤りや、追加してほしいデータなどをお知らせください。誤りがある場合、ページを修正いたします。
お問い合わせ
検索マーケティング・戦略PRのご相談、サービスに関するご質問など、お気軽にお問い合わせください。
CONTACT