RESEARCH

遊園地の事業所数・市場規模・広告費の参考値(公園・遊園地)

推移と都道府県別データ、上場企業が挙げるリスク

事業所数 2,568事業所

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所(2021年6月時点)

売上高の合計 8,926億円

調査対象となった主要な遊園地・テーマパーク(2024年)

参考:広告宣伝費 ÷ 費用 5.0%

遊園地を含む区分「公園、遊園地」の主な企業(2024年)

調査の要点

  • 調査対象となった主要な遊園地・テーマパークの売上高は8,926億円(2024年)で、2002年以降で最も多い水準です。
  • 遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所は2,568事業所(2021年)です。人口10万人あたりの事業所数は、島根県(5.36か所)が最も多く、最も少ない大阪府(1.24か所)の4.3倍です。
  • 遊園地を含む区分「公園、遊園地」の主な企業では、広告宣伝費は費用の5.0%です(2024年)。
  • 遊園地に関わる上場企業がそろって挙げるリスクは、地震などの災害と感染症の流行、遊具や飲食の事故と安全管理です(各8社)。

対象:遊園地/データの年:事業所数は2021年6月、特定サービス産業動態統計の売上は2024年、経済センサスの売上は2020年、家計の支出は2025年、広告費の割合は、経済構造実態調査は2024年、上場企業は東映の2026年3月期/作成:株式会社ルミエール

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01遊園地を営む上場企業の主な業態

テーマパーク

東京ディズニーリゾートのオリエンタルランドのほか、サンリオ(国内2か所)、東映太秦映画村(東映)、ムーミンバレーパーク(フィンテック グローバル)、那須ハイランドパーク(日本駐車場開発)などが該当します。

遊園地

グリーンランドリゾートが九州(荒尾市)と北海道でグリーンランドを営み、西武ホールディングスの西武園ゆうえんちや富士急行グループの遊園地事業も該当します。

02遊園地の市場規模と動き

調査対象となった主要な遊園地・テーマパークの売上高は8,926億円(2024年)で、2002年以降で最も多い水準です。延べ入場者数は7,339.3万人で、入場1回あたりの売上高は約12,162円です。

出典:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」長期時系列表(年次)(株式会社ルミエール集計)。業界の主要企業を選んで調べた統計で、値は調査対象の企業の合計です。業界全体の規模はこれより大きくなります。1回あたりの売上高は、売上高を延べ入場者数で割った値です。

調査対象の主要な遊園地・テーマパークの売上高の推移
調査対象の主要な遊園地・テーマパークの売上高の推移02,5005,0007,50010,000(億円)2002年2002年:4,464億円4,4642003年:4,272億円2004年:4,108億円2005年2005年:4,050億円2006年:4,220億円2007年:4,417億円2008年2008年:4,564億円2009年:4,384億円2010年:4,626億円2011年2011年:4,302億円2012年:5,004億円2013年:5,705億円2014年2014年:6,061億円2015年:6,560億円2016年:6,582億円2017年2017年:6,833億円2018年:7,114億円2019年:7,184億円2020年2020年:2,638億円2021年:3,055億円2022年:6,000億円2023年:8,441億円2024年2024年:8,926億円8,926調査対象の主要な遊園地・テーマパークの売上高の推移02,5005,0007,50010,000(億円)2002年2002年:4,464億円4,4642003年:4,272億円2004年:4,108億円2005年:4,050億円2006年:4,220億円2007年:4,417億円2008年2008年:4,564億円2009年:4,384億円2010年:4,626億円2011年:4,302億円2012年:5,004億円2013年:5,705億円2014年2014年:6,061億円2015年:6,560億円2016年:6,582億円2017年:6,833億円2018年:7,114億円2019年:7,184億円2020年2020年:2,638億円2021年:3,055億円2022年:6,000億円2023年:8,441億円2024年2024年:8,926億円8,926
出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」長期時系列表(年次)。調査対象の合計値で、業界全体の数値ではありません。この統計は2024年12月調査で終了したため、系列は2024年まで掲載しています。2025年1月分からは、総務省の「サービス産業動態統計調査」に統合されています(出典:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」のお知らせ)。2002年に前年から数が大きく変わっており、2002年以降を掲載。

調査対象の2024年の売上高は、感染症が広がる前の2019年(7,184億円)と比べると124%の水準です。2020年は感染症の影響で前年から63.3%減少して2,638億円となり、そこから3.4倍に増えました。

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の売上高の合計は6,251億円(2020年)で、そのうち68%が個人(一般消費者)からの収入です。この区分には遊園地以外の事業所も含まれるため、遊園地だけの値ではありません。2020年は新型コロナの影響を大きく受けた年の数字です。

出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年調査、売上は2020年の1年間)。売上を把握できた1,720事業所の合計で、全数ではありません。売上を把握できなかった事業所は含まれないため、この区分全体の規模より小さくなります。

オリエンタルランドは、国内市場の縮小に備えるとしています。

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所は2,568事業所(2021年)です。

出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。

03地域ごとの事業所数(遊園地を含む区分)と家計の支出

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所数を人口10万人あたりでみると、島根県が5.36か所で最も多く、大阪府が1.24か所で最も少なく、4.3倍の開きがあります。

順位都道府県人口10万人あたり事業所数(2021年)
1島根県5.3636
2鳥取県3.9822
3山梨県3.5829
4秋田県3.4433
5群馬県3.4066
…………
43福岡県1.4876
44広島県1.4641
45三重県1.3624
46埼玉県1.2894
47大阪府1.24110
出所:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」の2020年の人口(令和2年国勢調査に基づく値)(株式会社ルミエール集計)。2021年6月の事業所数を2020年の人口で割っています。

「遊園地入場・乗物代」への支出は、1世帯あたり年間3,398円、1人あたり1,184円です(2025年、二人以上の世帯)。

出典:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表(株式会社ルミエール集計)。支出のなかった世帯を含む平均で、1人あたりは世帯の支出を世帯人員で割った値です。同じ品目の購入世帯数は、1万世帯あたり200世帯(1か月平均)です。購入世帯の少ない品目のため、市ごとの値は年によるぶれが大きくなります。

株式会社ルミエールの業種別マーケティング調査

無料資料:遊園地の市場データ(1,890市区町村・Excel)

このページでは都道府県別までを載せています。市区町村別の数は、資料(Excel)に収録しています。資料の事業所数は、経済センサスの区分「公園,遊園地」(遊園地を含む区分)で数えたもので、遊園地だけの数ではありません。

01市区町村ごとの区分「公園,遊園地」の事業所数と人口あたりの数

1,890市区町村の区分「公園,遊園地」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。

02調べたい地域を選ぶと、全国と県の中での位置がわかる

市区町村を選ぶと、区分「公園,遊園地」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「公園、遊園地」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。

03都道府県ごとの区分「公園,遊園地」の事業所数と人口あたりの数

47都道府県の区分「公園,遊園地」の事業所数、人口あたりの数と順位、売上、1事業所あたり売上、一般の消費者からの収入の割合、人口の見込み。

資料に入っているシート(8枚)
  • 1_地域を選んで調べる:市区町村を選ぶと、区分「公園,遊園地」の事業所数、人口あたりの数、全国と県の中での順位、2030年・2040年の人口の見込みが出ます。年間の費用の合計を入れると、「公園、遊園地」の広告宣伝費の割合をあてはめた参考の額も出ます。
  • 2_市区町村ごと:1,890市区町村の区分「公園,遊園地」の事業所数、従業者数、人口あたりの数、2020年の人口と2030年・2040年の見込み。
  • 3_都道府県ごと:47都道府県の区分「公園,遊園地」の事業所数、人口あたりの数と順位、売上、1事業所あたり売上、一般の消費者からの収入の割合、人口の見込み。
  • 4_規模・経営の形:従業者の規模別(7区分)と、単独の事業所・本所・支所別の事業所数・従業者数・売上(全国)。
  • 5_推移の元データ:調査対象の「遊園地・テーマパーク」の売上高などの推移、「公園、遊園地」の広告宣伝費の割合と推計額の推移、「公園、遊園地」の費用の内訳。
  • 6_家計の支出:家計調査の52市(東京都区部を含む)と全国の、「遊園地入場・乗物代」の年間支出、購入の回数、1回あたりの支出。
  • 8_上場企業の一覧:上場企業の売上高、年平均成長率、営業利益率、広告宣伝費、従業員数、有価証券報告書の書類番号。
  • 9_調査概要・出典:出典、集計の方法、データを読むときの注意、記事等でのご利用にあたって、ご相談の窓口。

形式:Excel(xlsx)対象:事業者・開業を考えている方(無料)出典:公的統計(e-Stat ほか)・有価証券報告書

社内での検討・共有にお使いください。記事や資料など外部でご利用の際は、ページ末尾の「記事等でのご利用にあたって」をご確認ください。有価証券報告書から引用した文章の権利は各社に帰属します。

資料の中身(一部)
図:資料の中身(一部)

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05遊園地に関わる上場企業が挙げるリスク

遊園地に関わる上場企業がそろって挙げるリスクは、「地震などの災害と感染症の流行」「遊具や飲食の事故と安全管理」の2項目です(各8社)。

リスク挙げた社数主な会社(3社まで)
地震などの災害と感染症の流行8株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス
遊具や飲食の事故と安全管理8株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス
悪天候や猛暑による来場者の減少7株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス
設備投資の負担と資産価値の下落7株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス
景気と個人消費の落ち込み6株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス
人手不足と人件費の上昇5株式会社オリエンタルランド、株式会社西武ホールディングス、東映株式会社
人口減少と少子高齢化による客の減少4株式会社オリエンタルランド、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)の「事業等のリスク」から要点を抜粋(株式会社ルミエール集計)。当社が有価証券報告書などの記載を確認した上場企業8社をもとにした集計で、業界の上場企業すべてを網羅したものではありません。主な会社の欄には、挙げた会社のうち遊園地を主な事業とする会社を先に、売上高(会社全体)の大きい3社まで載せています。
リスクごとに挙げた会社(全社)
リスク挙げた会社
地震などの災害と感染症の流行(8社)株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、東映株式会社、富士急行株式会社、日本駐車場開発株式会社、フィンテック グローバル株式会社
遊具や飲食の事故と安全管理(8社)株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、東映株式会社、富士急行株式会社、日本駐車場開発株式会社、フィンテック グローバル株式会社
悪天候や猛暑による来場者の減少(7社)株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、富士急行株式会社、日本駐車場開発株式会社、フィンテック グローバル株式会社
設備投資の負担と資産価値の下落(7社)株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、富士急行株式会社、日本駐車場開発株式会社、フィンテック グローバル株式会社
景気と個人消費の落ち込み(6社)株式会社オリエンタルランド、グリーンランドリゾート株式会社、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、東映株式会社、富士急行株式会社
人手不足と人件費の上昇(5社)株式会社オリエンタルランド、株式会社西武ホールディングス、東映株式会社、富士急行株式会社、フィンテック グローバル株式会社
人口減少と少子高齢化による客の減少(4社)株式会社オリエンタルランド、株式会社西武ホールディングス、株式会社サンリオ、富士急行株式会社

オリエンタルランドが挙げるのは、酷暑で夏の営業を続けることが難しくなるおそれです。

06遊園地の主な会社

遊園地を主な事業とする上場企業(売上高の大きい順)

遊園地を主な事業とする上場企業は、株式会社オリエンタルランド(7,045億円)とグリーンランドリゾート株式会社(65億円)の2社です(売上高は会社全体。オリエンタルランドは2026年3月期、グリーンランドリゾートは2025年12月期)。

順位会社売上高(会社全体)広告宣伝費(売上高比)決算期
1株式会社オリエンタルランド7,045億円開示なし2026年3月期
2グリーンランドリゾート株式会社65億円開示なし2025年12月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。遊園地を主な事業とする会社は、有価証券報告書のセグメント別の売上高で、遊園地の事業がいちばん大きい会社です(セグメントが1つの会社は事業の内容で判定)。会社全体の数値で、遊園地以外の事業を含む場合があります。

遊園地を事業の一つとして営む上場企業

売上高(会社全体)が最も大きいのは株式会社西武ホールディングス(5,133億円)です。

会社売上高(会社全体)遊園地を含む事業の売上高広告宣伝費(売上高比)決算期
株式会社西武ホールディングス5,133億円-開示なし2026年3月期
株式会社サンリオ1,941億円-開示なし2026年3月期
東映株式会社1,853億円-43.9億円(2.4%)2026年3月期
富士急行株式会社535億円遊園地事業(レジャー・サービス業):12,517,153千円開示なし2026年3月期
日本駐車場開発株式会社368億円テーマパーク事業:7,690百万円開示なし2025年7月期
フィンテック グローバル株式会社144億円エンタテインメント・サービス事業:2,859百万円開示なし2025年9月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。セグメント別の売上高で、ほかの事業のほうが大きい会社です。

上場企業の資料から分かること

遊園地・テーマパークを主な事業とする上場企業は、東京ディズニーリゾートのオリエンタルランドと、九州(荒尾市)と北海道でグリーンランドを営むグリーンランドリゾート(「遊園地事業」の利用者数96万4,490人、2025年12月期)です。このほか、西武ホールディングス(西武園ゆうえんち、横浜・八景島シーパラダイスなど)、サンリオ、東映(東映太秦映画村)、富士急行、日本駐車場開発(那須ハイランドパークなど3施設で来場者91万6千人)、フィンテック グローバル(ムーミンバレーパーク)も、事業の一つとして遊園地やテーマパークを営んでいます。フィンテック グローバルは、コロナ禍からの回復の遅れで、ムーミンバレーパークの経営環境が厳しいと記載しています。

経済センサス‐活動調査では、公園も含めた「公園,遊園地」の区分で集計されます。

07遊園地の詳しいデータ

全国の事業所数と従業者数(2021年)

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所数は2,568事業所、従業者数は70,542人で、人口10万人あたり2.04か所です(2021年6月時点)。

出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(2021年6月時点)。

調査対象の主要企業の売上高の推移(年ごと)
年売上高延べ入場者数(人)うち一般(人)
2002年4,464億円73,263,02764,066,017
2005年4,050億円70,832,16964,332,132
2010年4,626億円69,702,19163,784,042
2015年6,560億円81,487,00073,950,121
2019年7,184億円79,462,02672,889,649
2020年2,638億円31,382,42629,687,303
2021年3,055億円33,739,92831,739,747
2022年6,000億円57,665,12555,248,159
2023年8,441億円72,382,03269,745,178
2024年8,926億円73,392,98470,778,286
出所:経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」長期時系列表(年次)(株式会社ルミエール集計)。調査対象の企業・事業所の合計値で、業界全体の数値ではありません。
「公園,遊園地」の1事業所あたり売上(遊園地を含む区分)

遊園地を含む区分「公園,遊園地」の1事業所あたりの年間売上高は約3億6,344万円、従業者1人あたりは約1,029万円です(2020年、売上を把握できた事業所の平均)。2020年は新型コロナの影響を大きく受けた年の数字です。

売上高を、売上を把握できた1,720事業所で割った値です。従業者1人あたりは、その事業所の従業者60,744人で割った値です。出典:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」(売上は2020年の1年間。株式会社ルミエール集計)。

公園、遊園地の費用の内訳(遊園地を含む区分)

費用の28.5%が「その他」に分類されるため、この表で分かる範囲は限られます。名前の付いた項目で最も大きいのは給与総額(19.8%)です。

費用の項目費用に占める割合(%)
給与総額19.8
減価償却費14.9
外注費10.2
施設管理費8.9
広告宣伝費5.0
福利厚生費(退職金を含む)3.9
その他(調査の区分「その他」)28.5
上記以外の10項目の合計8.8
出所:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2025年調査=2024年の1年間)「事業区分別費用内訳割合」(株式会社ルミエール集計)。主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計です。
「公園、遊園地」の広告宣伝費の推計と推移

遊園地を含む区分「公園、遊園地」の法人の広告宣伝費は、約540億円と推計されます(2024年)。広告宣伝費の割合(5.0%)は小数1けたに丸めた公表値のため、この丸めだけでも推計額には530億円〜540億円ほどの幅があります。

費用に占める広告宣伝費の割合(5.0%)は、全74事業区分のうち上から9番目(2区分が同じ割合)で、全区分の中央値は0.7%です。

推計広告宣伝費 = 費用総額 1兆737億円 × 広告宣伝費の割合 5.0%(株式会社ルミエールによる推計)。業界全体で集計された広告宣伝費ではなく、費用総額に主な企業の割合を当てはめた参考試算です。費用総額は法人全体の推計、割合は主な企業(売上の大きい企業)の回答の集計で、主な企業の割合が法人全体にも当てはまるとみなした目安です。

調査年(対象の1年)費用に占める広告宣伝費の割合(%)推計広告宣伝費(目安)
2019年調査(2018年)3.8350億円
2020年調査(2019年)4.2360億円
2022年調査(2021年)2.3150億円
2023年調査(2022年)3.2270億円
2024年調査(2023年)4.7470億円
2025年調査(2024年)5.0540億円
出所:総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)(株式会社ルミエールによる推計)。2022年調査から調査の設計が変わっているため、2020年調査以前の割合・推計額は2022年調査以降と比べられません。
都道府県別の事業所数(区分「公園,遊園地」)(すべての都道府県)
順位都道府県事業所数(2021年)人口(2020年)人口10万人あたり
1島根県36671,1265.36
2鳥取県22553,4073.98
3山梨県29809,9743.58
4秋田県33959,5023.44
5群馬県661,939,1103.40
6鹿児島県541,588,2563.40
7佐賀県27811,4423.33
8富山県341,034,8143.29
9和歌山県30922,5843.25
10北海道1665,224,6143.18
11福井県24766,8633.13
12山形県301,068,0272.81
13宮崎県301,069,5762.80
14栃木県521,933,1462.69
15長崎県351,312,3172.67
16青森県321,237,9842.58
17石川県291,132,5262.56
18奈良県331,324,4732.49
19長野県512,048,0112.49
20熊本県431,738,3012.47
21愛媛県331,334,8412.47
22高知県17691,5272.46
23沖縄県361,467,4802.45
24香川県23950,2442.42
25岐阜県471,978,7422.38
26静岡県853,633,2022.34
27新潟県492,201,2722.23
28岩手県261,210,5342.15
29宮城県492,301,9962.13
30福島県391,833,1522.13
31滋賀県301,413,6102.12
32兵庫県1145,465,0022.09
33山口県271,342,0592.01
34京都府512,578,0871.98
35岡山県361,888,4321.91
36茨城県532,867,0091.85
37神奈川県1659,237,3371.79
38千葉県1076,284,4801.70
39大分県191,123,8521.69
40徳島県12719,5591.67
41愛知県1227,542,4151.62
42東京都22714,047,5941.62
43福岡県765,135,2141.48
44広島県412,799,7021.46
45三重県241,770,2541.36
46埼玉県947,344,7651.28
47大阪府1108,837,6851.24
出所:総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」の2020年の人口(令和2年国勢調査に基づく値)(株式会社ルミエール集計)。
遊園地への支出の市ごとの順位(1人あたり)
順位市1人あたり年間支出(円)
1さいたま市2,773
2東京都区部2,127
3大阪市2,094
4名古屋市2,083
5奈良市2,062
6千葉市2,015
7相模原市2,014
8宇都宮市1,919
9横浜市1,818
10水戸市1,624
………
48佐賀市426
49広島市409
50岐阜市358
51那覇市331
52青森市181
出所:総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表(株式会社ルミエール集計)。市ごとに調べている世帯の数は少なく、単年の数値のため、年によって順位が変動します。その市に住む世帯の支出で、その市にある店や施設の売上、出店に適した地域の順位を表すものではありません。
上場企業の売上高ランキング(会社全体)
順位会社売上高年平均成長率(4年)営業利益率広告宣伝費(売上高比)従業員数平均年収(提出会社単体)決算期
1株式会社オリエンタルランド7,045億円+26.4%23.9%開示なし11,207人605万円2026年3月期
2グリーンランドリゾート株式会社65億円+2.9%11.4%開示なし209人555万円2025年12月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
遊園地を事業の一つとして営む上場企業
会社売上高(会社全体)遊園地を含む事業の売上高年平均成長率(4年)営業利益率広告宣伝費(売上高比)従業員数平均年収(提出会社単体)決算期
株式会社西武ホールディングス5,133億円--8.9%開示なし21,557人872万円2026年3月期
株式会社サンリオ1,941億円-+38.5%40.1%開示なし2,157人700万円2026年3月期
東映株式会社1,853億円-+12.1%19.5%43.9億円(2.4%)1,965人863万円2026年3月期
富士急行株式会社535億円遊園地事業(レジャー・サービス業):12,517,153千円+11.1%16.4%開示なし1,979人681万円2026年3月期
日本駐車場開発株式会社368億円テーマパーク事業:7,690百万円+11.6%20.8%開示なし1,120人428万円2025年7月期
フィンテック グローバル株式会社144億円エンタテインメント・サービス事業:2,859百万円+15.5%23.6%開示なし220人1,087万円2025年9月期
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
主な会社の事業と数字
会社証券コード記載内容書類(EDINET書類番号)
株式会社オリエンタルランド4661東京ディズニーリゾートでテーマパークとホテルを経営・運営(テーマパークは当社ほか5社で運営)。事業の基盤はほぼ舞浜に集まり、2028年度にクルーズ船の就航を予定有価証券報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YCJX)
グリーンランドリゾート株式会社9656「遊園地事業」の利用者数96万4,490人、売上高28億6,094万円(2025年12月期、利用者は前期から4万7,580人減)。九州(荒尾市)のグリーンランドと北海道グリーンランドなどを営み、ほかにゴルフ場とホテルを持つ有価証券報告書-第47期(2025/01/01-2025/12/31)(S100XSM3)
株式会社西武ホールディングス9024西武園ゆうえんち、箱根園、横浜・八景島シーパラダイスなどのレジャー施設を含む、ホテル・レジャー事業の「その他」の営業収益242億54百万円(2026年3月期、前期は242億5百万円)有価証券報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YEFI)
株式会社サンリオ8136国内2か所でテーマパークを営業(子会社のサンリオエンターテイメントが運営。屋外型のハーモニーランドを含む)。主力はキャラクターの使用許諾とギフト商品有価証券報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YNR0)
東映株式会社9605子会社の東映太秦映画村が、東映の持つテーマパーク施設を借りて経営(報告セグメントの「催事関連事業」)有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YI7S)
富士急行株式会社9010レジャー・サービス業の中で、当社と子会社の富士急ハイランド、相模湖リゾートなどが遊園地事業を営む。富士山周辺でのグループ全体の利用者数は1,939万人(2026年3月期、中長期の目標は3,000万人)有価証券報告書-第125期(2025/04/01-2026/03/31)(S100YBGE)
日本駐車場開発株式会社2353テーマパーク3施設の来場者数は計91万6千人(2025年7月期、前期比6.7%増)。うち那須ハイランドパークが60万9千人。駐車場・スキー場と並ぶ事業の柱有価証券報告書-第34期(2024/08/01-2025/07/31)(S100WW40)
フィンテック グローバル株式会社8789子会社のムーミン物語が「ムーミンバレーパーク」を運営(報告セグメントの「エンタテインメント・サービス事業」)。パークの固定資産は44億2,000万円(2025年9月30日時点)有価証券報告書-第31期(2024/10/01-2025/09/30)(S100XAOR)
出所:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)(株式会社ルミエール集計)。
数字の読み方
  • 調査対象の主要企業の売上高の推移(年ごと):2002年に前年から数が大きく変わっており、2002年以降を対象とし、最初の年(2002年)、5年ごとの値、最も多い年(2024年)、直近6年を掲載しています。
  • 公園、遊園地の費用の内訳(遊園地を含む区分):費用の大きい上位6項目と調査の区分「その他」を1行ずつ載せ、残りの10項目は合計8.8%にまとめています。残りの項目で多いのは、水道光熱費 3.2%、賃借料(土地・建物) 1.9%、消耗品費 1.5%、賃借料(その他) 1.2%です。
  • 「公園、遊園地」の広告宣伝費の推計と推移:費用総額は会社の主な産業ごと、割合は事業の区分ごとの集計のため、対象の範囲も一致しません。割合は主な企業の回答の集計のため、年によって変動します。推計額は有効数字2けたで記載しています。
  • 遊園地への支出の市ごとの順位(1人あたり):調べている52市(県庁所在市と政令指定都市。東京都区部を含む)の順位で、上位10市と下位5市を掲載。52市すべては、無料資料(Excel)の「6_家計の支出」に収録しています。
  • 上場企業の売上高ランキング(会社全体):遊園地を主な事業とする会社は、有価証券報告書のセグメント別の売上高で、遊園地の事業がいちばん大きい会社です(セグメントが1つの会社は事業の内容で判定)(2026年9月時点で入手できた書類)。
  • 連結を優先し、連結がない会社は単体。
  • 4年前の期(2021〜2022年に終わった期)は、感染症の影響で売上高が落ちた会社が多い期のため、年平均成長率には回復の分が入る場合があります。
  • 平均年収は提出会社単体の値です。
  • 持株会社では本社の社員だけの値になります(子会社で働く従業員の給与は含みません)。
  • 遊園地を事業の一つとして営む上場企業:セグメント別の売上高で、ほかの事業のほうが大きい会社。
  • 4年の間に1年で売上高が大きく変わった会社は、会計基準の変更や合併などで比べる範囲が変わっていることがあるため、年平均成長率を「-」としています。
  • 遊園地を含む事業の売上高は、有価証券報告書のセグメント情報などに記載された事業の区分の売上高で、単位は書類の記載のままです。
  • 区分には遊園地以外の事業を含む場合があります。
出典と注意

出典:各社の有価証券報告書・有価証券届出書(金融庁 EDINET)/総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」/経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」長期時系列表(年次)/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」/総務省「家計調査(二人以上の世帯)2025年」第4-1表/総務省・経済産業省「経済構造実態調査」二次集計(2019年調査〜2025年調査。各調査はその前年の1年間。2021年調査はなし)

数値の読み方:このページでは、市場の大きさを、特定サービス産業動態統計の調査対象の売上高(2024年)と、経済センサス‐活動調査の売上高(2020年の1年間)で示しています。特定サービス産業動態統計は業界の主要な企業を選んで調べる統計で、値は調査対象の企業の合計です。経済センサスの値は、区分「公園,遊園地」で売上を把握できた民営の事業所の合計で、遊園地だけの値ではありません。いずれも全数を集計した値ではないため、それぞれの区分全体の規模はこれより大きくなります。

おことわり

  • 本ページは、公的統計と各社が公開する有価証券報告書などをもとに、株式会社ルミエールが独自に集計したものです。統計の作成元や掲載企業の許諾・確認を受けたものではありません。
  • 数値および引用は、2026年10月3日時点で確認できた内容です。統計の改訂や訂正報告書の提出などにより、あとから内容が変わる場合があります。正確性には注意を払っていますが、誤りが含まれることがあります。
  • 企業の評価や株式の売買など、投資の判断に使うことを目的としたものではありません。
  • 株式会社ルミエールは、マーケティングのデータ分析と、検索・AI検索を含む広告宣伝全般を支援する会社です。本ページは公開情報の集計であり、掲載企業との取引や依頼に基づくものではありません。
  • 会社名・商品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

このページは株式会社ルミエールが公的統計と上場企業の開示書類をもとに集計したものです。数値の誤りにお気づきの場合は info@lumierre.jp までご連絡ください。このサービスは、政府統計総合窓口(e-Stat)のAPI機能を使用していますが、サービスの内容は国によって保証されたものではありません。

この業種の数字を、集客に生かしたいとき

資料に載っていない地域や条件の数字、データの読み方、集客や広告費の見直しについても、ご相談を受け付けています。内容を伺ったうえで、できることをお伝えします。

お問い合わせ・ご相談

FAQ遊園地についてよくある質問

遊園地は全国にいくつありますか?
遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所は2,568事業所です(2021年6月時点)。
遊園地の市場規模はどのくらいですか?
調査対象となった主要な遊園地・テーマパークの売上高の合計は8,926億円です(2024年)。全数ではないため、業界全体の規模はこれより大きくなります。
遊園地の1事業所あたりの売上はどのくらいですか?
遊園地を含む区分「公園,遊園地」の1事業所あたりの年間売上高は約3億6,344万円です(2020年)。2020年は新型コロナの影響を大きく受けた年の数字です。
人口あたりで遊園地が多い都道府県はどこですか?
遊園地を含む区分「公園,遊園地」の事業所を人口10万人あたりでみると、島根県(5.36か所)、鳥取県(3.98か所)、山梨県(3.58か所)の順に多く、最も少ないのは大阪府(1.24か所)です。
遊園地を含む区分「公園、遊園地」の広告宣伝費は、費用の何%ですか?
遊園地を含む区分「公園、遊園地」の主な企業では、広告宣伝費は費用の5.0%です(2024年)。主な企業は、売上の大きい順に足していき、区分全体の売上の5割に入るところまでの企業です。
遊園地に関わる上場企業はどんなリスクを挙げていますか?
遊園地に関わる上場企業は、地震などの災害と感染症の流行、遊具や飲食の事故と安全管理、悪天候や猛暑による来場者の減少などを事業のリスクに挙げています。
遊園地の大手(上場企業)はどこですか?
遊園地を主な事業とする上場企業は、株式会社オリエンタルランド(7,045億円)とグリーンランドリゾート株式会社(65億円)の2社です(売上高は会社全体。オリエンタルランドは2026年3月期、グリーンランドリゾートは2025年12月期)。

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